ミニマルとシンプルの違い
僕はただモノを減らしてミニマルに暮らしたいだけではなく、
ミニマルなモノのデザイン自体が好きです。
しかしミニマルなモノだけではなく、シンプルなモノも取り入れています。
今回は僕が思うミニマルとシンプルの違いについてお話します!
① ミニマルとシンプルの違い
僕はミニマルとシンプルの違いを以下のように考えています。
シンプル ⇒ 消極的な足し算
ミニマル ⇒ 積極的な引き算
1. シンプルなモノ
シンプルなモノとは、なるべく足し算を減らして、
「ノーマル」なモノにすることで、幅広く利用できる「汎用性」を高めたモノだと思います。
例えばユニクロや無印良品のようなものですね。
僕は無印良品が好きです。
悪い意味で目立つわけでもなく、どこでもなじみやすく、良質なアイテムが多いからです。
お風呂で使用している無印良品のソープディスペンサーは、とてもシンプルでなじんでくれています。
お風呂はリラックス空間にしたので、個性の強いアイテムは置きたくありませんでした。
そのため、無印良品のシンプルなソープディスペンサーが適任だと思いました。
台所下の収納はデザイン性より機能性を重視してアイテムを選んでいます。
そんな時にも無印良品のシンプルなアイテムが活躍してくれます。
上記写真の米びつや収納ボックスは全て無印良品のものですが、
必要機能や軽さを備えつつ、悪目立ちしないデザインのため、空間をスッキリしているように見せてくれます。
このようにシンプルなモノは、その汎用性からくる「利便性の高さ」がメリットだと思います。
2. ミニマルなモノ
ミニマルなモノとは、積極的に引き算してデザインされたモノだと思います。
シンプルなモノとは違い、積極的な引き算によって個性が強くなったモノだと思います。
僕がミニマルデザインが好きになったきっかけとなったヤコブイェンセンの時計は、
積極的な引き算によってデザインされていると思います。
すっきりとしたアイテムではありますが、消極的な足し算による無難なアイテムという印象はないと思います。
僕がプライベートで愛用しているロエベのバッグもミニマルなデザインです。
こちらも無駄のないデザインですが、無難なデザインのアイテムではないので、シンプルというよりミニマルというほうが合っていると僕は思います。
② ミニマルとシンプルのバランス
僕はシンプルなモノよりミニマルなモノのほうが好きです。
しかし、シンプルなモノも必要としています。
それぞれの役割は以下の通りです。
- ミニマル ⇒ こだわりのモノ
- シンプル ⇒ なじみやすいモノ
先ほど紹介した時計はバッグなどは、デザインにこだわりたかったので「ミニマル」なモノを選択しました。
一方、ソープディスペンサーや収納ボックスは特にこだわりがなかったので、
「シンプル」なモノを選択しました。
また、シンプルなモノは大体無印良品にあることがわかっているため、こだわりのあるミニマルなモノを選ぶ時より、アイテム選択の時間を短縮できます。
このように、ミニマルなモノとシンプルなモノの自分にとって良いバランスを取ることで、自分の暮らしをより良く快適にできると思います。
③ まとめ
ミニマルなモノとシンプルなモノはそれぞれの良さがあります。
そのバランスをどう取るか、ということが自分の「個性」の一つになると思います。
このバランスをよく考えて、自分らしく暮らせたらより楽しいと思います♪