新宿系ミニマリストのPieces of Life

新宿在住のちょいミニマリストのブログです。

時間がない理由がわかる本!「「時間がない」を捨てなさい」の3つの学び!

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僕がミニマリストになったきっかけの1つが「時間術」です。

社会人になって大学生の時と比べてやりたいことやる時間が減ったな〜ってことに悩んでいました。

そんな時に出会ったのが、今回紹介する「「時間がない」を捨てなさい」という本です。

 

社会人になって「あれをやってみたい!」&「あれをやらなきゃ!」と思うことが溢れて、時間が足りなくなっていました。

「「時間がない」を捨てなさい」を読んだことで、

時間を使う際の取捨選択ができるようになり、「時間がない」という感覚が減りました。

 

そんな「「時間がない」を捨てなさい」から学んだことを3つに絞って紹介します。

  

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① 本の概要

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この本は正確には時間術の本ではないです。

時間術は効率的に時間を使うための、作業効率化の方法などについて語られることが多いです。

この本では作業効率化というよりも、

「何に時間を使うべきか」について語られています。

 

例えばプレゼン資料の見直し作業をするとします。

 

時間術では語尾の統一や誤字脱字の確認を早く終わらせる方法を考えます。

 

一方「「時間がない」を捨てなさい」では、

そもそも語尾の統一ってそんな重要じゃなくない?と考えて、作業自体を減らします。

目的はプレゼンを行なって、聞き手に自分の考えを伝えることなので、さほど重要ではない作業を切ります。

 

このように何が本当に大切か考え、不要なことをバッサリ切るので、小手先の時間短縮テクニックより時間にゆとりができます。

 

② お気に入りの箇所

 この本の中で特に影響を受けた箇所を紹介します!

 

  1. モノに振り回されない
  2. 目的が見えていないから、時間がなくなる
  3. 「たくさんのことをするのがいい」という価値観を捨てる

 

1. モノに振り回されない

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ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏のこんな名言があります。

「人はモノを買うとき、お金で買っていないのです。そのお金を貯めるための人生の割いた時間で買っているのです」

(引用:「時間がない」を捨てなさい―死ぬときに後悔しない8つの習慣)

 

僕を含めて多くの人は、働いた時間分だけお金をもらいます。

つまり時間をお金に変えています。

僕は何かモノを買うときに自分の時給と照らし合わせて、

「このモノに時給時間分の価値はあるのか?」と考えます。

 

以下の例で考えてみます。

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手取り20万円で月160時間(8時間×20日)働いたパターンです。

 この場合の時給は1250円ですね。

 

1万円の服を買うとすると、8時間使って稼いだ金額と同じになります。

(10000円÷8時間=1250円)

8時間は1日の一般的な労働時間ですよね。

つまりその服に1日分の価値があるかということです。

なんとなく買うのと、この時間で買っているという意識を持って買うのでは全然違います。

 

お金を大事にする=時間を大切にするということです。

モノを買うために「残業してお金増やそう!」としないことで、

モノではなく時間を増やすことができます。

これがモノに振り回されないということです。

 

現代社会は、人びとにどんどんモノやサービスを提供することで豊かになっていく資本主義の社会です。私たちは、それを提供すること、消費することに忙しく時間を使い、それを買うための労働にさらなる時間を使います

(引用:「時間がない」を捨てなさい―死ぬときに後悔しない8つの習慣)

 

生み出されたモノをどんどん買うために、自分の時間を犠牲にするのは、

強めに言うと資本主義の奴隷だと思います。

資本主義市場において利益を多く上げたい人のために、

僕たちの貴重な時間を切り売りするのはもったいないな~と僕は思います。

 

2. 目的が見えていないから、時間がなくなる

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「あれ、これって何のためにするんだ?」と考えると、やることを減らしたり、「どこまでやればいいのか」のハードルを低くしたり、工夫して効率化を図ったりすることもできるはずです。

(引用:「時間がない」を捨てなさい―死ぬときに後悔しない8つの習慣)

 

目的を明確にしないで作業をすると、余計なことにまで時間を使ってしまいます。

 

例えばエクセルで表を作成して誰かに伝えるのが目的なのに、

表の幅や文字のサイズなど本来の目的から離れたことにやたら時間を使ってしまうとかです。

 

目的を明確化して、資料として100点を取ることに時間を割かないで、資料としては70点くらいで良いから目的を達成する。

そのようにすることで、時間を効率的に使えます。

 

3. 「たくさんのことをするのがいい」という価値観を捨てる

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日を忙しくしているタスクは、よく考えてみると、

「やらなきゃいけないこと」ではなく、「やらなくてもすむこと」が多いものです。

(引用:「時間がない」を捨てなさい―死ぬときに後悔しない8つの習慣)

 

僕は好奇心が強い方なので、たくさんやってしまいがちです笑

数年前に趣味ややりたいことをリスト化したら、30個以上もあって困りました・・笑

 

「あれもこれもやりたい!」と言っても時間は限られており、

幅広く手をつけても、どれも中途半端になってしまいます。

 

このような状態は行動の八方美人だと思います。

それを避けるために、僕は本当にやりたいことに集中できるように、まぁまぁやりたいことを切り捨てています。

行動のミニマライズとも言えます。

 

あれもこれもやってスキルが中途半端になるより、

本当に好きなことに集中してスキルがどんどん上がるほうが、

幸福感は高くなると思いますよ!

 

③ まとめ

この本は作業の短縮化などの時間術より、さらに大きな枠組みで「時間がない」の解消について書かれています。

大きな枠組みで書かれているため、増える時間はより多くなるのでオススメです♪