美しく暮らす女性ミニマリスト本! 「トランクひとつのモノで暮らす」の3つの学び!
ミニマリストだけどお洒落に暮らしたい。
そんな風に考える方も多いのではないでしょうか?
ミニマリスト黎明期の頃は、とにかくモノを減らして「何もない部屋」が強調されることが多かったです。
でもモノが少ないだけではお気に入りの部屋にはなりづらいと思います。
今回はモノを減らしつつも、自分の個性を活かしてお洒落を楽しんでいる、ミニマリストエリサさんの著書「トランクひとつのモノで暮らす」をご紹介します!
① 本の概要
この本は数あるミニマリスト本の中でも「デザイン重視」でオシャレな本だと思います。
デザイン重視といってもモノが少ないことでの機能性についても十分に書かれています。
序盤にはエリサさんの服のコーディネートや食器類、インテリアなどがカラー写真で紹介されているので、序盤からテンションを上げて読むことができます!
どの写真を見てもエリサさんの素敵な個性が溢れているので、「自分も個性を大切にするミニマリストになりたい!」と強く思わせてくれます♪
② お気に入りの箇所
この本の中で特に影響を受けた箇所を紹介します!
- 服は全部で18枚。少ないからこそおしゃれを楽しめる
- 「白でいい」と「白がいい」は、だいぶ違う
- 人との付き合いがシンプルになる
1. 服は全部で18枚。少ないからこそおしゃれを楽しめる
この項目ではエリサさんが所有している18着の服全ての解説がされています。
着用季節や着用サイクル(何年着るか)が記されていてイメージしやすいです。
この項目で非常に参考になる部分があります。
私には定番の服装があります。
例えば、「トップスは明るい色」「ボトムは濃い色」。
でもそれは、「これしか着ない」という縛りではなく、「悩んだらこれを着ればいい」という安心感を得るため。
自分なりの定番があれば、季節感や流行を取り入れて楽しむことができます。
(引用:トランクひとつのモノで暮らす)
服をミニマライズしても、たまにトレンドを取り入れたり、個性的な服を着てみたりしたくなるものです。
そんな服を無秩序に取り入れたら自分の個性がぶれぶれになり、服の数も増えてしまいますが、定番があることでそのようなリスクを避ける「安心感」を得ることができます。
自分にとっての定番はどんな服か。
そのベースをまず作ることが大切だと思います♪
2. 「白でいい」と「白がいい」は、だいぶ違う
白ミニマリストで有名なエリサさんの、白に対してのこだわりが記されている箇所です。
「白でいい」
「白がいい」
例えば、同じ白を選ぶのでも、前者と後者ではずいぶん違います。
私はこれを「消極的シンプル」「積極的シンプル」と呼んでいます。
(引用:トランクひとつのモノで暮らす)
目立たず周囲に馴染ませたいモノは「消極的シンプル」。
デザインを目立たせたいモノは「積極的シンプル」。
これは僕の考え方にも非常に近かったです。
僕は目立たせたいモノは高級でもデザインが大好きなモノ、目立たせたくないモノは無印良品などシンプルなモノを選ぶようにしています。
僕のバッグの中身はそのメリハリがわかりやすいです。
目立つモノばかりではゴテゴテしちゃうし、目立たないモノばかりでは個性が無くなる。
そのバランスを上手く取ることが大切です!
3. 人との付き合いがシンプルになる
厳選した持ちモノや空間には私自身がさらけ出されています。
そしてさらけ出したら、合う人にはもっと親しくなれましたし、合わない人とは自然に距離ができました。
最初はさみしいと思うことはあったけれど、徐々に「心地のいい距離が取れた」と思うようになったのです。
(引用:トランクひとつのモノで暮らす)
合わない人と一緒にいる時間はきつい言い方をするとマイナスな時間です。
そんな時間をミニマライズすると、
- お互いの嫌な気持ちを減らせる
- 自分の時間が増える
というメリットがあります。
合わない人と距離を置くことで、お互いにとってちょうど良い関係を保てることもあると思います。
一緒に過ごす時間を増やせば増やすほど仲良くなるとは限らないので、その人によって適切な距離を測ることも大切だと思います。
③ まとめ
ミニマリストさんの本ですが、単にモノの減らし方が書いてある本ではなく、
「自分らしく生きる」ということが書かれている本だと僕は思います。
ミニマリストの方にもミニマリスト以外の方にも参考になる部分が大いにあると思うので、ぜひ一度お手に取ってみてください♪