昔の貴族と今のフリーター
Twitterで「手取り15万」がトレンドになっていました。
「15万円あれば十分」という声もあれば、「少な過ぎて自分は無理」と言う人もいます。
現在の低賃金問題からの話題なので、現代を中心に語られていますが、
今回はちょっと違う視点から考察してみようと思います!
① 昔の貴族 < 今のフリーター
現在日本で手取り15万で暮らすと楽しく暮らせないのか。
昔の貴族と比較してみます!
昔の貴族ってなんか贅沢な暮らししてそうですよね~
今回は中世ヨーロッパの貴族を想定してみます。
一方で手取り15万は、現代の日本のフリーターとします。
- 昔の貴族 ⇒ 中世ヨーロッパの貴族
- 手取り15万 ⇒ 現代の日本のフリーター
暮らしの中で必要なモノや娯楽で比較してみます!
(僕の想像で書きます笑)
冷房
- 昔の貴族 ⇒ うちわで扇がせる
- 手取り15万 ⇒ クーラー
どんなにお金持ちの貴族であっても、当時クーラーなんか売っていません。
召使にうちわを扇いでもらったり、洞窟から冷たい空気を引っぱってきたりしてたみたいです。
でもどんなに頑張っても現代のクーラーには勝てません。
音楽
- 昔の貴族 ⇒ 演奏者、会場を用意して聴ける
- 手取り15万 ⇒ スマホで聴ける
中世は録音技術がないので、音楽を聴くには生演奏しかありません。
「夜寝る前に音楽が聴きたいな~」と思ってもすぐには聴けません。
一方で現代のフリーターは、スマホさえあればYoutubeで無料で聴けちゃいます。
他の音楽配信サービスでも月額1000円以下で聴けます。
しかもスマホぽちぽちすれば、いつでもどこでも。
旅行
- 昔の貴族 ⇒ 馬を用意して、何日もかけて移動
- 手取り15万 ⇒ 新幹線、飛行機、高速バスで短時間で移動
中世はもちろん車や鉄道はないので馬で移動です。
遠くに行くのには何日もかかって疲れちゃいます。
現代は様々な交通手段で素早く移動できます。
手取り15万だと新幹線や飛行機は頻繁に乗れないかもしれませんが、高速バスは低コストで利用できます。
僕も旅行は大抵高速バスですが、手取り15万でも高速バスなら年に数回は旅行に行けると思います。
② 他人と比べるから苦しい
昔の貴族と比べると、現代の平民がいかに恵まれているかわかると思います!
ではなぜ現代の人は苦しいのでしょうか?
それは他人と比べるからです。
現在の人は友人や同僚、メディアに出ている人など、同じ現在に生きる人と自分を比べます。
そうすると「あの人は自分と違っていいな・・」と思ってしまいます。
しかし他人と比べるとキリがありません。
自分が手取り15万の時は20万の人を羨み、30万になったら50万の人を羨み、50万になったら100万の人を羨み・・
こんなことをしてたらビルゲイツにでもならないと終わりがありません。
他人と比べて落ち込むという思考一つで簡単に人生はつまらなくなります。
大切なのは自分軸です。
同年代で僕より立派な家に住み、立派な車を持って収入も高い友達はいくらでもいます。
でも僕は今とても幸せです。
好きな絵を毎日描いて、好きな街を散策して、たまに旅行に行く。
他人と比べないで自分の好きなことを楽しめば、決して収入が高くなくても楽しく暮らせます!
自分の生活に自信を持ちましょう!
僕たちの生活は昔の貴族以上のものですから!
③ まとめ
「じゃあ手取り15万で暮らせるの?」と聞かれたらYesと答えられます。
しかし今は手取り20万くらいは欲しいです。
やはりお金があったほうが自由度が増えるというのは事実だと思います。
しかし昔の自分がそうであったように、お金のためにたくさん働いたら逆に不自由になって本末転倒です。
「自分の幸せの軸」を持って、お金と時間のバランスを取ることが大切だと思います♪